あの日の約束



家で準備をしていると、誠から電話がかかってきた。


「もしもし、誠?」


「おい結衣!!どうゆうことだよ!!明日のクリスマス会来ないってどうゆうことだよ」


電話越しの誠はすごく怒っていた。



「ごめんね私、どうしても…」



「まだ皓平先輩のこと引きずってんのかよ!!いいかげん忘れろよ!!」


私の言葉を遮って誠は続ける。



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