あの日の約束



「あぁ、そうだこれ」


皓平君はカバンから袋をとりだして私に渡した。

「なに?」


「クリスマスプレゼント。」


「え?」


「絶対来てくれるて信じてたから」


袋をあけると、


やっぱりマフラーと手袋が。


「俺が前にあげたやつ、もうだめになってるだろうなって思って」





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