夢見屋



んー…
どうしようか……

ジョーダンの前まで来たは良いけど、入り難い。

入ったら多分俺は夢見屋、司はジョーダンという状況になる。

それは何としても回避したい…


「どうしたんだ?早く入ろう」


「あー…うん」


不思議そうな顔で見てくる司。
まあ、そうだよな。
店の前まで来ているのに入らないんだから。


「もうっ!入るぞ!!」


「あ、おいっ」


司に腕を引っ張られてドアが開いた。






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