夢見屋



「……はい?」

「ほえ?」


「いやいや、良汰。一応聞くけど決めるって何を?」


アラン、リアル、司の順番でそれぞれ声をだすけど……


「全くリアルは可愛いな!」


ほえって!ほえって言った!!

俺はリアルの頭を撫でる。


「はいはい。そこの叔父バカ。落ち着け」


「叔父バカって何だ司」


「お前この間アランとリアルが甥っ子な気分だっつってたじゃん」


そんなこと言ったような言ってないような。

司って……


「ホントどうでもいいことだけ覚えてるよな」


「ほっとけ!!」







< 50 / 69 >

この作品をシェア

pagetop