夢見屋
「……はい?」
「ほえ?」
「いやいや、良汰。一応聞くけど決めるって何を?」
アラン、リアル、司の順番でそれぞれ声をだすけど……
「全くリアルは可愛いな!」
ほえって!ほえって言った!!
俺はリアルの頭を撫でる。
「はいはい。そこの叔父バカ。落ち着け」
「叔父バカって何だ司」
「お前この間アランとリアルが甥っ子な気分だっつってたじゃん」
そんなこと言ったような言ってないような。
司って……
「ホントどうでもいいことだけ覚えてるよな」
「ほっとけ!!」