†私にとっての“光”†

担任の話も終わり
あっという間に
学校が終わった



隣のやつはすぐに帰ろうとした


「おい」

とっさに
そいつに話しかけてる自分がいた

「俺隣の席なんだけど」


俺が言ったら
あきらかに嫌そうな顔をした


「俺は鮎川蓮、よろしくな」


いつの間にか
名前まで言っていた


“「うん…あたしもう帰るから」”


「そっか…また明日な」

と言って最後の俺の言葉を
無視して帰っていった


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