ある犬の話し
チカは、おばさんに「さようなら」と言って
麿がチカの足を登って来たので抱っこして家に帰った。


「麿、楽しかったかい?
おばさんが『また来ていい』って♪
良かったね(⌒~⌒)」


麿はチカの言った事がわかるのか…


麿はチカの首元にぴったりと顔を付けて、ただ尻尾だけが大きく振らさっていた。


チカ「家に戻ったらご飯食べる?麿♪」


麿はそのまま尻尾だけパタパタと動いてる。


チカは重たい麿を抱え、夕方ののんびりとした田畑の景色を眺めながら家に帰って行った。


家に帰るとチカに鎖で繋がれた麿。


麿は『まだ遊びたい』とチカの前でジャンプする。


チカ「今日はこれでもうおしまいだよ。
今、お水とご飯持って来るからね(@^σ^@)」


チカと離れる時の麿の顔は何時も寂しそうにしている…


チカにご飯を貰って食べても、チカが麿の所から立ち去ると、一回顔を上げてチカを眺めてから再びご飯を食べる麿…


チカは麿が大好き♪


麿もチカが大好き♪


けど、麿は友達が欲しかった。

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