俺が堕ちた……相手は王子?



大体!!



透がなんで俺とおるか忘れたんか?



群がる先輩に怯えとったんやんか。



アイツは男に惚れられて困っとったんやで?



それから守ってやっとんのが俺や。



やからっ!



せやからっ!



自分がオカシイ。




必死に自分を制御せんと……嫌や。先輩と一緒になるんは嫌や。



透を怯えさすんは嫌や……けども、気付いてしまった気持ちはそんな簡単には止まらなかったんや。



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