君にとって
君にとって





「おはよう」


「……はよ」


不機嫌そうな君に、軽いキスをする。


「………」


それだけで、君は顔を真っ赤にする。


しばらく一緒に歩いた。


「手、つないでいい?」


私は、急にそんなことを言っていた。


君は、ビックリした顔で私を見る。


あぁ…やっぱ、こんなこと言わなければよかったかも。




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