月に秘めた恋
結局 俺と未憂は
一緒に帰る事になった
どうしてあんな事を
言ってしまったのか
自分でもわからなかった
「あ・・・今日は三日月だね」
未憂は空を見てそう言った
見ると 少し暗い空に
三日月が浮かんでいた
「・・・そうだな」
「湊君は 月と太陽
どっちが好き?」
「え?」
どっちって・・・言われても
そんな事 考えた事なかった
「私は 月が好き
太陽って 眩しいでしょ?
でも・・・月は眩しくない
夜の太陽みたいじゃない?」
そう言って 未憂は笑った
ドキン
そんな未憂が 輝いて見えた
でも・・・ダメだ
俺は拳を握った
未憂は 李生の彼女だろ
李生の・・・恋人じゃないか
「・・・湊君は?」
「あ・・・月かな?」
本当は 太陽が好きだなんて
言えなかった
一緒に帰る事になった
どうしてあんな事を
言ってしまったのか
自分でもわからなかった
「あ・・・今日は三日月だね」
未憂は空を見てそう言った
見ると 少し暗い空に
三日月が浮かんでいた
「・・・そうだな」
「湊君は 月と太陽
どっちが好き?」
「え?」
どっちって・・・言われても
そんな事 考えた事なかった
「私は 月が好き
太陽って 眩しいでしょ?
でも・・・月は眩しくない
夜の太陽みたいじゃない?」
そう言って 未憂は笑った
ドキン
そんな未憂が 輝いて見えた
でも・・・ダメだ
俺は拳を握った
未憂は 李生の彼女だろ
李生の・・・恋人じゃないか
「・・・湊君は?」
「あ・・・月かな?」
本当は 太陽が好きだなんて
言えなかった