月に秘めた恋
未憂を・・・抱いた
だから様子が変だったのか?
俺の頭の中で李生の
言葉が繰り返されていた
頭を振っても 無理だった
「なんでだよ・・・?」
「は?」
笑っている李生に腹が立った
「・・・なんでもない 独り言」
そう言って廊下を歩いた
今は何も考えたくない・・・
俺は屋上に向かった
ガチャ
風が涼しく吹いている・・・
フェンスに寄りかかった
『未憂を抱いた』
そんなの・・・普通だろ?
恋人同士なら・・・
当たり前の事じゃないか
でも 納得出来ない自分が居た
てか なんでそんな事
俺に言うんだよ・・・?
ガチャ
誰かが入って来て 出入り口を見る
「やっぱりここに居た!」
入って来たのは 光里だった
「なんだよ?」
「・・・李生君から聞いた」
光里はそう言いながら
俺に近付いて来た
だから様子が変だったのか?
俺の頭の中で李生の
言葉が繰り返されていた
頭を振っても 無理だった
「なんでだよ・・・?」
「は?」
笑っている李生に腹が立った
「・・・なんでもない 独り言」
そう言って廊下を歩いた
今は何も考えたくない・・・
俺は屋上に向かった
ガチャ
風が涼しく吹いている・・・
フェンスに寄りかかった
『未憂を抱いた』
そんなの・・・普通だろ?
恋人同士なら・・・
当たり前の事じゃないか
でも 納得出来ない自分が居た
てか なんでそんな事
俺に言うんだよ・・・?
ガチャ
誰かが入って来て 出入り口を見る
「やっぱりここに居た!」
入って来たのは 光里だった
「なんだよ?」
「・・・李生君から聞いた」
光里はそう言いながら
俺に近付いて来た