月に秘めた恋
こいつに怒っても仕方ないよな
俺は悩んでいる李生に
かける言葉が見つからなかった
廊下に出ると 未憂が立っていた
「・・・大丈夫か?」
「あ・・・うん
でも 今日は早退するから」
苦笑いをしながら 未憂は言った
具合・・・そんなに悪いのか?
「未憂!」
声のする方を見ると 李生が立っていた
李生はこっちにやって来る
「・・・ごめん 殴って」
「・・・気にしてないよ
私なら 大丈夫だから」
本当に大丈夫なのか?
「でも・・・」
「李生・・・私は本当に平気だよ?
だから そんなに謝らないで?」
少し笑っている・・・
苦笑いに見えた
「・・・本当にごめん」
「だから もういいってば
それじゃあ 教室戻るね?」
そう言って 未憂は俺と
李生の横を通り過ぎた
「なんか・・・顔色悪かったな・・・」
今頃 気付いたのかよ・・・
俺は悩んでいる李生に
かける言葉が見つからなかった
廊下に出ると 未憂が立っていた
「・・・大丈夫か?」
「あ・・・うん
でも 今日は早退するから」
苦笑いをしながら 未憂は言った
具合・・・そんなに悪いのか?
「未憂!」
声のする方を見ると 李生が立っていた
李生はこっちにやって来る
「・・・ごめん 殴って」
「・・・気にしてないよ
私なら 大丈夫だから」
本当に大丈夫なのか?
「でも・・・」
「李生・・・私は本当に平気だよ?
だから そんなに謝らないで?」
少し笑っている・・・
苦笑いに見えた
「・・・本当にごめん」
「だから もういいってば
それじゃあ 教室戻るね?」
そう言って 未憂は俺と
李生の横を通り過ぎた
「なんか・・・顔色悪かったな・・・」
今頃 気付いたのかよ・・・