月に秘めた恋
・・・放課後
俺は 玄関前で
未憂を待っていた
「湊君!」
ドキン
声のする方を見ると
未憂が走って来ていた
「ごめんね? 待った・・・よね?」
手を合わせて 少し
上目遣いで俺を見る
「いや・・・待ってない」
視線を逸らしながら そう言った
ドキン ドキン・・・
まともに 未憂を見れない
「あのね 菜摘(なつみ)と
話してたら 遅くなっちゃって・・・」
菜摘って いつも一緒に
居る子かな?
「本当に ごめんね?」
「いいよ」
俺は 無意識に未憂の頭を撫でた
あ・・・やべ
何やってんだよ・・・俺のバカ
「悪いな・・・」
「ううん あのね駅前にね
美味しいケーキ屋さんが
出来たんだ・・・
お礼にケーキ奢るね?」
俺は 玄関前で
未憂を待っていた
「湊君!」
ドキン
声のする方を見ると
未憂が走って来ていた
「ごめんね? 待った・・・よね?」
手を合わせて 少し
上目遣いで俺を見る
「いや・・・待ってない」
視線を逸らしながら そう言った
ドキン ドキン・・・
まともに 未憂を見れない
「あのね 菜摘(なつみ)と
話してたら 遅くなっちゃって・・・」
菜摘って いつも一緒に
居る子かな?
「本当に ごめんね?」
「いいよ」
俺は 無意識に未憂の頭を撫でた
あ・・・やべ
何やってんだよ・・・俺のバカ
「悪いな・・・」
「ううん あのね駅前にね
美味しいケーキ屋さんが
出来たんだ・・・
お礼にケーキ奢るね?」