月に秘めた恋
未憂は 自分を守るように
手を肩にやった
震えてるのがわかった
「・・・李生に言わないつもりか?」
「だって・・・試合近いのに
言ったら集中出来なくなっちゃう・・・」
未憂の涙が 零れ落ちた
まさか 未憂自身こんな事に
なるなんて思ってなかっただろうな
「私・・・どうすればいいの?」
「・・・未憂」
どうにかしてあげたかった
だけど・・・俺には
どうする事も出来ない
「一応・・・病院行こう?
一緒に着いて行くから な?」
「・・・うん」
「もしかしたら 違うかもしれないだろ?」
「・・・うん」
だけど もし違っていなかったら?
まだ16才という未憂の心は
きっと不安なんだ
「もし・・・違ってなかったら・・・」
ドクン
未憂は 俯きながら涙を流す
「・・・今はそんな事考えるな
大丈夫だから」
少しでも・・・未憂の力になりたかった
手を肩にやった
震えてるのがわかった
「・・・李生に言わないつもりか?」
「だって・・・試合近いのに
言ったら集中出来なくなっちゃう・・・」
未憂の涙が 零れ落ちた
まさか 未憂自身こんな事に
なるなんて思ってなかっただろうな
「私・・・どうすればいいの?」
「・・・未憂」
どうにかしてあげたかった
だけど・・・俺には
どうする事も出来ない
「一応・・・病院行こう?
一緒に着いて行くから な?」
「・・・うん」
「もしかしたら 違うかもしれないだろ?」
「・・・うん」
だけど もし違っていなかったら?
まだ16才という未憂の心は
きっと不安なんだ
「もし・・・違ってなかったら・・・」
ドクン
未憂は 俯きながら涙を流す
「・・・今はそんな事考えるな
大丈夫だから」
少しでも・・・未憂の力になりたかった