月に秘めた恋
財布から2500円を出した
ラッピングされた髪止めは
箱に入っているみたいだった
「どうも・・・」
「あれ? 湊君・・・
それ誰かにあげるの?」
後ろから 未憂が話しかけて来て
慌てて 箱を鞄に入れた
「いや・・・えっと」
なんて言えばいいんだ?
「・・・湊君 好きな子居るんだね?」
「は?」
なんで そうなるんだよ?
「未憂? 何言ってんだよ?」
「違うの?」
「・・・ちげーよ これは
お前にあげるやつだよ」
そう言って 鞄にしまった
箱を取り出した
墓穴を掘った気分だ・・・
「でも・・・今日は
湊君にお礼したいから・・・」
ドキン
未憂の手には 三日月のキーホルダーがあった
「・・・それ 俺に?」
「うん・・・湊君にピッタリだったから」
そう言って 少しだけ
笑っていた
ラッピングされた髪止めは
箱に入っているみたいだった
「どうも・・・」
「あれ? 湊君・・・
それ誰かにあげるの?」
後ろから 未憂が話しかけて来て
慌てて 箱を鞄に入れた
「いや・・・えっと」
なんて言えばいいんだ?
「・・・湊君 好きな子居るんだね?」
「は?」
なんで そうなるんだよ?
「未憂? 何言ってんだよ?」
「違うの?」
「・・・ちげーよ これは
お前にあげるやつだよ」
そう言って 鞄にしまった
箱を取り出した
墓穴を掘った気分だ・・・
「でも・・・今日は
湊君にお礼したいから・・・」
ドキン
未憂の手には 三日月のキーホルダーがあった
「・・・それ 俺に?」
「うん・・・湊君にピッタリだったから」
そう言って 少しだけ
笑っていた