月に秘めた恋
「お母さん・・・」
「あなた 本当は残りたいんでしょ?」
「・・・」
残りたい・・・
未憂は 俯いていた
「何年あなたの母親・・・
やってると思ってるの?
少し・・・湊君とお話しなさい」
そう言って 未憂のお母さんは
どこかに向かった
俺と未憂は 歩き出した
「・・・電話 何言おうとしたんだよ?」
「今日 引っ越すって・・・」
大した事ないって言ってたくせに
全然大した事じゃんか
「俺の事・・・知ってた?」
「・・・うん 湊君は
知らなかったんだね? 私の事」
「ごめん・・・」
「ううん・・・いいの」
そう言って 未憂は顔を上げて
空を見ていた
すると 突然立ち止まった
「・・・どした?」
「本当は・・・引っ越したくなんかない」
また 俯いていた
少し・・・震えている?
泣いてるのか?
「あなた 本当は残りたいんでしょ?」
「・・・」
残りたい・・・
未憂は 俯いていた
「何年あなたの母親・・・
やってると思ってるの?
少し・・・湊君とお話しなさい」
そう言って 未憂のお母さんは
どこかに向かった
俺と未憂は 歩き出した
「・・・電話 何言おうとしたんだよ?」
「今日 引っ越すって・・・」
大した事ないって言ってたくせに
全然大した事じゃんか
「俺の事・・・知ってた?」
「・・・うん 湊君は
知らなかったんだね? 私の事」
「ごめん・・・」
「ううん・・・いいの」
そう言って 未憂は顔を上げて
空を見ていた
すると 突然立ち止まった
「・・・どした?」
「本当は・・・引っ越したくなんかない」
また 俯いていた
少し・・・震えている?
泣いてるのか?