月に秘めた恋
君の事を
未憂の両肩を押した
「私・・・やっぱり
李生を裏切れない」
裏切れない・・・か
「もう居ないってわかってるよ?
だけど・・・まだどこかに
居る気がするの
生きてるって・・・感じるの」
「・・・」
どうして そんな風に思うんだよ?
李生は 死んだのに
「忘れたくないの」
「え?」
「そう思っていれば 大丈夫だから・・・
私にとって 湊君も 李生も
大切だから」
そう言って 未憂は笑った
大切・・・か
そんなの痛い程 わかってるのに
やっぱり 俺じゃダメなのか?
未憂のそばに居ちゃいけないのか?
「・・・なんて 受け入れなきゃだよね?」
「え?」
「李生の事・・・受け入れなきゃだよね?
いつまでも 想い続けても・・・
無意味なんだから」
今度は 悲しい顔をしていた
無意味・・・なんかじゃない
「私・・・やっぱり
李生を裏切れない」
裏切れない・・・か
「もう居ないってわかってるよ?
だけど・・・まだどこかに
居る気がするの
生きてるって・・・感じるの」
「・・・」
どうして そんな風に思うんだよ?
李生は 死んだのに
「忘れたくないの」
「え?」
「そう思っていれば 大丈夫だから・・・
私にとって 湊君も 李生も
大切だから」
そう言って 未憂は笑った
大切・・・か
そんなの痛い程 わかってるのに
やっぱり 俺じゃダメなのか?
未憂のそばに居ちゃいけないのか?
「・・・なんて 受け入れなきゃだよね?」
「え?」
「李生の事・・・受け入れなきゃだよね?
いつまでも 想い続けても・・・
無意味なんだから」
今度は 悲しい顔をしていた
無意味・・・なんかじゃない