月に秘めた恋

思い込み

・・・次の日


俺は なぜか光里と学校に


向かっている


家を出ると なぜか


玄関前に 光里が立っていた


「お前 何やってんの?」


「待ってたんだよ?


一緒に学校行こう?」


そう言って 腕に絡む


「なんで?」


そう言いながら 光里は


不思議そうな顔で


俺を見ていた


「なんでもだよ・・・


てか離れろ」


そう言って 無理矢理


光里の腕から離れて


先を歩いた


「湊ー!」


後ろから 光里が俺を呼ぶ


走って俺の横にやって来た


「ねぇ 一緒に学校行こうよ?」


「・・・じゃあ 腕に絡むなよ?」


未憂に見られたら 大変だった


ただでさえ・・・あいつは


俺と光里が付き合ってるって


思ってるんだから


そんな事を考えていると


学校に着いた
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