月に秘めた恋

愛してる

・・・数日後


未憂は親戚のおばさんの家から


学校に通う事になったらしい


「今度は結構近いの」


「へぇ よかったな」


そんな話をしながら 学校に向かっていた


でもやっぱり未憂を


見る周りの目は冷めていた


「俺が居るからな?」


「・・・うん」


ぎゅ


手を握って 校門を通る


「湊! 未憂ちゃん!


おはよ!」


後ろから光里が声をかけて来た


「おはよ・・・」


未憂は少し俯きながら挨拶をした


「周りの皆は 2人の事が


羨ましいのよ!


だから 気にしない!」


相変らず光里は 明るい性格だな


昔から俺の事好きだって


言ってたのに・・・


「あ! 私 日直だった・・・


じゃあ湊 先に教室行ってるね?」


「ああ」


光里は走って学校の中に


入って行った
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