王子様×甘えん坊!=美少女×二重人格
くっついた2人!!
「待って!!!」
私は、とっさに凪君の手を掴んだ。
だって・・・・顔色が悪くて、見ているこっちが苦しい・・・
私の事を優先してくれてるんだな。って、
言われなくてもよくわかる。
「せん・・・・ぱ・・ぃ?」
「もうちょっと、休もう?」
「俺は、もう大丈夫だから・・・ね?」
凪君、その顔で言われても説得力がないよ。
「じゃぁ、ちょっと移動しよう」
日陰から出て、人気のない静かなところへ移動する。