王子様×甘えん坊!=美少女×二重人格


先輩は、俺の肩を揺らした。



大きく頷いてから、屋上の方へ走った。



……………後は、この扉を開ければ。



走ってきて、肩で息をしている俺に扉の向こうから聞こえて来たのは…



「近寄らないでください!!」




「無理。付き合ってくれるんだったらいいよ♪」


「こっちに来ないで!!…」



バタッ



「あぁーあ、立てないねぇ。」



扉の向こうで話を聞いていたけど椎先輩が危ないのがわかった


「しいせんぱっ…」



「凪くん!!助けてぇっ!!」


行かなきゃ!!
< 156 / 166 >

この作品をシェア

pagetop