先生とあたしの秘密の恋
「じゃーあーっ!5番と7番がハグ!」

当たったのは、絢だった。

「えー海史(カイジ)ヤダァ」

絢は駄々をこねた。

相手は、絢が1番嫌いな、澤田海史(サワダカイジ)。

絢は不機嫌な顔で海史とハグした。

あたしは笑った。

「王様だーれだっ!」

「おっ?7番」

「やった!椎菜だぁ」

水城椎菜(ミズシロシイナ)。
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