Candy*Candy
沙織ちゃんゎさっそく下地を手に持った。
...でも

『姫乃。肌がめちゃめちゃ綺麗だから
そのままでも全然だいじょぶだね。』

そう言いながら下地をメイクポーチに戻した。


「そーなの?」

『うん。羨ましいゎー。』

ファンデーションをして
淡いピンクと白のシャドウに
マスカラをしてくれた。


沙織ちゃんのいつになく真剣な表情に
あたしが思わず見惚れてしまっていた。


『最後に...リップをon』

『できたょ~。』

手際が良すぎてあっとゆー間だった。


「ありがとーぉ。ぇ、すごーぃ」

『いい感じだね。
最初だから結構薄くしたょ。』

「ぅん。ありがとぉ」

『ちょっと甘めにしてみたから』

「何か変なカンジ...w」

『最初はねw』


あたしゎ鏡を何度も見ていた。


『どぅ?メイクも結構いいもんでしょ?』

「うん。あたしもやってみようカナ」

『そーしな。そーしな。』


その後沙織ちゃんとメイクについて話していると
時間ゎすぐに過ぎてしまった。



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