Candy*Candy
「――でね。その時沙織ちゃんがね...」
あたしが沙織ちゃんの話をしていると
優真がずっとあたしを見ていた。
「?」
『姫さぁ。今日なんか違くね?』
ドキーッッ!
「ぅ。うん。今日ゎ沙織ちゃんに
メイクしてもらってたの。」
『ふーん。』
「何ょ。変って言いたいんでしょ?」
『ちげーよ。普通に可愛いじゃん。』
優真ゎふっと笑って、
そのまままた歩き出した。
「ぇ...。」
あたしゎ固まってしまった。
優真が普段言わないコトを口にしたから
頭がおかしくなったのかと思った。
でも...
優真の耳を見ると真っ赤になっていた。
(効果ありかも...w)
「ありがとーぉ」
あたしゎ優真にお礼を言った。
だけど優真ゎ
『べつにー』
と言いながら首をさわっていた。
あたし達ゎそのまま話をしながら
いつもの道のりを帰っていった。