Candy*Candy
その夜。
お風呂から上がってケータイを見ると
優真から着信が入っていた。
「ぁれ?ゆーまからじゃん。何だろ。」
かけ直してみたケド、なかなか出ない...。
「ぅむ...。出ない~。」
誰かと話しているみたいだったから、
明日聞いてみることにした。
そんなコトよりも
沙織ちゃんの作戦が気になってしまう。
沙織ちゃんからのメールによれば
あたしが頑張らなきゃいけないみたぃで
゛姫乃ゎせっかく長くて茶色い綺麗な髪
なんだから結ばないでおろしてきてよっ!〝
゛それと、チークを少ししてきなさぃ!〝
と送られてきた...。
「...何故に?」
あたしゎ疑問に思ったケド、とりあえず
言う通りにしてみるコトにした。