Candy*Candy
沙織ちゃんゎ小学校から一緒の友達で、
あたしの親友なんだ。
お姉さんみたいな存在で
あたしの憧れ。
『そーいえば、姫乃ゎ告らないん?』
イスに座りながら沙織ちゃんが聞いてきた。
「ぇ~。だってムリに決まってるじゃん。
あたしお子様としか見られてないんだよ~??」
『そぉかー?あたしから見ればあの目は
竹中も姫乃のコト好きそうに見えんだケドなぁ』
(それに、姫乃ゎモテてるのに自覚すらないんだよなぁ)
そう思っていた沙織でした。
沙織ちゃんゎそう言うが、
優真があたしを好きでいる確立ゎ
ほぼ0%に等しいと思う。
「絶対勘違いだよ~。優真に限って...。」
『そうやって自信なくして諦める気~?』
「だって自信ないもーん。」
あたしゎブーたれて言った。
『まぁ。竹中ゎあれでもモテるから
誰かにとられても知らないからねー。』
沙織ちゃんゎそう言って
彼氏にメールを打ち始めた。