3バカ+αが魔王様を倒しに行く話。
少女は思わず目を覆いました。

しかし、地に落ちた鈍い音が聞こえないことを不思議に思い、恐る恐る目を開けてみれば…………。


「サワ、やっぱり楽しんでいたな」

「違うよ! 人助けをしていたんだよ!」

「怪我はない? 痛む所とかは……」

「おかえりなさい」


何事もなかったかのようにその場に立っているサワと、

彼女を取り囲む男達3人の姿が少女の視界に飛び込みました。

あの高さから落ちたのに怪我1つもなく平気でいるサワの姿に、少女は開いた口が塞がりません。
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