3バカ＋αが魔王様を倒しに行く話。

「え、あの、その……」

「そっか、お肉を持っていたのは魔王の油断を誘う為だったんだね!
油断を誘っておいて成敗をしてやる……よく考えたね!」

「あの、だから……」

「分かった!　だったら俺達も目的は一緒だ!　倒しに行こう!」

「……もう、良いです。でも一緒に行ってくれるのは嬉しいです。私1人じゃ怖かったので」


ユータとサワのおそらく勘違いのせいで、少女は真の理由を言う事が出来ず。

言う事を諦めてしまいました。何を言っても聞いてくれないと思ったのでしょう。