3バカ+αが魔王様を倒しに行く話。
「まあ手入れをされていないだけだとかは置いておいてだ。
罠が仕掛けられているとかそんなのどうでも良い! 行くぞ!」

「おー!!」


そんなユータに乗っかったのはユータと同じ性質のサワと、

ただその場に流されているだけのケイトだけでした。

イクトは額に手を当てて大きく溜息を吐きました。

どうやらこの先が思いやられるのでしょう。

サキはサキでまた別の事を考えている様子でした。

そうしてユータを先頭に一同が走り出した直後、次々とモンスター達が襲いかかってきましたが、

襲いかかってきた分だけ倒して行き、やっと2階に上がって来れたかと思えば……。
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