our kind of love



彼女の希望どおり近くのイタリアンレストランに行った。

彼女だけ飲んでいる白ワインがその頬を少しだけ赤く染めている。




「お客様、雪が激しくなってきましたが、宿は大丈夫ですか?」

ウェイターがそう告げにやってきたときになってはじめて、車を動かすには雪が強すぎることに気が付いた。


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