our kind of love

「ふーん、まだ煙草吸ってるんだ」


振り返ると、今日見た誰よりも大人びた、相変わらず整った顔。


「…白井」


「久しぶりだね、先生」


少し微笑んで、隣に並ぶ彼女。


「元気だった?」

今一つ表情が読み取れないのは、暗がりのせいか。


「ああ。お前は?」

「元気だったよ、すっごく。」


相変わらず、掴み所のないやつだ。


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