密恋
今度はって
私、楽しめてませんが!

ツコミたい所を我慢して付き合う事に

翔は『お化け屋敷』と書かれた建物の前で立ち止まった

そして中に入る

「翔って、お化けが好きだったんだね」

ニコッと笑う菜摘に
翔は軽く笑った

中に入ると暗かった

「ギャー」

奥から女性の悲鳴が聞こえる

その時

「うらめしや〜」

バッといきなり目の前に出て来たお化け

少しドキっとしたが悲鳴を上げる程でも無い

そのまま奥に歩き進める
何回か驚かされたが差ほど怖くは無かった

結局出口に出てしまった

「お前、怖く無いわけ?」

翔は、疲れた顔で菜摘を見た

「う〜ん、ビックリするけどお化けって非科学的だし、怖くは無いよ」

ニッと笑って答える菜摘
翔太は密かにため息を着いた

「そろそろ昼か、何か食べる?」

翔は、近くのファミレスを指差した

「そうだね」

菜摘は、頷いてファミレスに向かった

「菜摘は何食べる?」

翔に聞かれメニューを見た

「うーんじゃあ、ご飯とお味噌汁で」

菜摘は、ご飯と味噌汁が好きなのだ

「お前しぶ!」

爆笑する翔
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