密恋
もちろん、菜摘だって友達は欲しかった
でもモデルの仕事も気に入っている
複雑な思いだ
なぜ
菜摘はモデルをしている事を隠さ無ければならないのか
その理由は菜摘の母にあった
菜摘の母は、家庭教師をしている事から
菜摘に勉強を押し付けて来るのだ
母にモデルをしている事がバレたら辞めさせられてしまうに決まっている。
それに
菜摘の通う学校は神学校
校則が厳しいのだ
学校にバレたら母に知らされる
菜摘は、ひっそり
目立た無くして居るしかなかったのだ
「ただいま」
家に付き、玄関で靴を脱ぐ菜摘
「遅かったじゃない」
書斎から母の声
「うん、図書館寄って来たの」
一周間に一回あるモデルの仕事の時は、いつもこの嘘を付く
「あらそう。ご飯作ってあるから食べなさい」
母は言うと顔も出さなかった
菜摘は、台所に行って
冷たい料理を温める
いつもこうだ
温めた料理を、二階に持って行き食べる
『たまには、お母さんと一緒に食べたいな』
こんな事言ったら母を困らせてしまうだろう。
菜摘は、ふっきって勉強に取り組む事にした
でもモデルの仕事も気に入っている
複雑な思いだ
なぜ
菜摘はモデルをしている事を隠さ無ければならないのか
その理由は菜摘の母にあった
菜摘の母は、家庭教師をしている事から
菜摘に勉強を押し付けて来るのだ
母にモデルをしている事がバレたら辞めさせられてしまうに決まっている。
それに
菜摘の通う学校は神学校
校則が厳しいのだ
学校にバレたら母に知らされる
菜摘は、ひっそり
目立た無くして居るしかなかったのだ
「ただいま」
家に付き、玄関で靴を脱ぐ菜摘
「遅かったじゃない」
書斎から母の声
「うん、図書館寄って来たの」
一周間に一回あるモデルの仕事の時は、いつもこの嘘を付く
「あらそう。ご飯作ってあるから食べなさい」
母は言うと顔も出さなかった
菜摘は、台所に行って
冷たい料理を温める
いつもこうだ
温めた料理を、二階に持って行き食べる
『たまには、お母さんと一緒に食べたいな』
こんな事言ったら母を困らせてしまうだろう。
菜摘は、ふっきって勉強に取り組む事にした