(続)太陽のキミといつまでも…~黒姫×金龍総長~
「っし、あげは行くぞ!」


「え?行くって何処へ?」


「内緒…。」



?だらけの私を引き連れ、仁はスタスタ歩き始めた。




なんか…ドキドキする。
大事な話ってなんだろう。


私はいったい何処に行くんでしょう~。





「そんな緊張すんな。
悪い話じゃねぇから♪きっと。」




「きっと!?それ凄い不安なんだけど。」



銀河さんの運転で何処へ向かってる。



しばらくして見えてきた場所…。






「仁…ここって…」


刑務所。



「お前の親父がいる所だ。」



あの事件で父親はみずから娘を傷つけ、罪を継ぐなっている。



震えが止まらない。




「なんで…どうして会わせるの?会いたくない。
意味わかんないよ仁。」




過去なんて思い出さないって決めたのに…



何で連れてきたの。




混乱する私を、優しく抱き締めた。




「あげは。いきなり連れてきてごめんな。でもなこれからの俺等の将来の為に必要なんだ。とりあえず落ち着こう。」



将来の為…?




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