(続)太陽のキミといつまでも…~黒姫×金龍総長~
*あげはsaide*
目の前に居る人物…。
大嫌いで大嫌いで、
見るだけであの時の記憶がよみがえる。
身体中が震える。
そして今すぐ殴り飛ばしたい。
いろんな感情が頭をよぎる。
少し痩せた姿で、静かに座っている。
私はソイツをおもっきり睨む。
「あげは…仁君…来てくれたのか…」
「名前…なんか呼ぶな。
テメエなんか許すつもりサラサラないから…」
「あげは落ちつけっ。
大丈夫だから。な?」
興奮した私の手をギュッと握りしめ、落ち着かせてくれる。
「あの、今日は報告に来ました。」
「報告…?」
「あげはが卒業したら、
俺達結婚しますから。
娘さん幸せにしますから!」
仁は真っ直ぐ胸張って言った。
ソイツは少し俯き加減になったあと、笑顔になった。
「そうかぃ…。あげはが結婚か。幸せに…娘を頼みます。」
なんとなく、肩が震えていて顔には光るものが見えた。
何で…?
私が嫌いなはずなのに…
なんだかよくわからない。
だけど…
なぜだか心がほっとしてる。
何処かにあったおもりが
ごっそり何処かにいったみたいだ。
「元気でね。…お父さん。」
許したわけじゃないよ。
ただ言いたくなっただけ。
そして、幸せな気分に浸りながら家へと向かった。
目の前に居る人物…。
大嫌いで大嫌いで、
見るだけであの時の記憶がよみがえる。
身体中が震える。
そして今すぐ殴り飛ばしたい。
いろんな感情が頭をよぎる。
少し痩せた姿で、静かに座っている。
私はソイツをおもっきり睨む。
「あげは…仁君…来てくれたのか…」
「名前…なんか呼ぶな。
テメエなんか許すつもりサラサラないから…」
「あげは落ちつけっ。
大丈夫だから。な?」
興奮した私の手をギュッと握りしめ、落ち着かせてくれる。
「あの、今日は報告に来ました。」
「報告…?」
「あげはが卒業したら、
俺達結婚しますから。
娘さん幸せにしますから!」
仁は真っ直ぐ胸張って言った。
ソイツは少し俯き加減になったあと、笑顔になった。
「そうかぃ…。あげはが結婚か。幸せに…娘を頼みます。」
なんとなく、肩が震えていて顔には光るものが見えた。
何で…?
私が嫌いなはずなのに…
なんだかよくわからない。
だけど…
なぜだか心がほっとしてる。
何処かにあったおもりが
ごっそり何処かにいったみたいだ。
「元気でね。…お父さん。」
許したわけじゃないよ。
ただ言いたくなっただけ。
そして、幸せな気分に浸りながら家へと向かった。