(続)太陽のキミといつまでも…~黒姫×金龍総長~
第2章…。

不安…

夏休みも終わり、1週間がたった。


「な、あげは俺さ卒業したら就職すっから!」


「就職?」


「あぁ。
そろそろ将来考えていきたいしな。自分の力でやってこうと思って!」



仁…


「ちゃんと将来考えてるんだね。」



「あげはに似合う男になりてえかんな!」



「え…」



なんか恥ずかしいな…。
でも嬉しい。




「金龍も卒業したら、
引退しようと思う。歩、皐月も一緒にな。」



「引退かぁ~。ちょっと寂しいかも。」



総長の仁好きだったからな~。
それが見れなくなるのはちょっとだけ寂しい。



でもそうやって…
皆大人になっていくんだよね。



「皐月は、聖夜ん所の飛龍へ行く。歩は留学するんだ。」



「りゅ、留学~!!?」


「あぁ。歩ん家がでかい会社やってるって前に言ったろ?歩、親父の会社継ぐ為に留学するんだ。凛と将来一緒なる為にもな?」


「凛もう知ったかな~。」



凛は、きっとおおなきすると思う。
歩なしでは生きてけない子だから…。



でも歩も歩で凛と一緒になりたいって考えたんだもんね。



私は全力で歩を応援したい。
そして凛を全力でサポートしなきゃね。




「歩居なくなるのか~。
ちょっと寂しくなるね。」


「まあな。んでもすぐだよすぐ。歩もけじめつけんだろ…」





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