おうじさまのしつけ

「逆にケータイ小説の話
すりゃいーじゃん。

ほら、自分がどんなもの書いてて
どんなものが興味あるのか。

俺達に話してたみたいにさ」


庄司は「とんでもない」と
首を大きく振る。


「あんなハイテンションで
話したら皆、ドン引きして
おしまいですよ!!!」


「そうか?」


さっきまでずっと黙っていた
姫が口をはさんだ。


「あたしさっきのあおい
スキだよ。たのしそうだったもん」


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