スターに恋をする
昼休みになり、お弁当を食べながら海帆と計画をたてる。
「う~ん。とりあえず、国語教官室行ってみよ♪」
海帆がうきうき気分で私に言う。
お弁当を食べ終え、私たちは韓国語の先生がいる国語教官室へ向かう。
「よ~し!!レッツゴー♪」
相変わらずノリノリの海帆…
私はそんな海帆にとぼとぼついていく。
コンコン…
し~ん。
教官室前に着き、海帆がためらいもなくノックをする。
「あれ?いないのかなあ~?」
「お昼じゃない?」
「きみたち、どうかしました?」
誰かが私たちに声をかけてきた。