スターに恋をする
コンビニで長々と話してしまった私たちは取り合えずお互いの買い物を済ませ、何故か近くの公園で一緒に夕飯を食べることになった。
桐生先生のことが大好きな私…だけど、今は好きな気持ちだけじゃない…
もっと先生をしりたい。
憧れていた先生と今、何故か二人きりでご飯を食べている。
ベンチに座ってからはずっと沈黙…
私も先生ももくもくとご飯を食べている。
気まずい…
何話そう…?
「そういえば~」
最初に沈黙を破ったのは先生だった。
「僕とあった後講師の先生には逢えたのかい?」
「あっ…いや~実は結局逢えなかったんです。ちょっと友達と一緒に確かめたいことがあったんですけど…」
今の私はもうウォン様のことはどうでもよくなっていた。
ウォン様よりも今、隣にいるこの先生のことが気になって気になって仕方かなかった。