スターに恋をする

イケメン先生の秘密



朝から海帆の様子かおかしい。
いつもなら朝、教室に入ってきた瞬間笑顔てあいさつして、すぐ私のところにくるのに…


今は二時間目…
まだ一度も海帆と話していない。


むやみに話しかけない方がいいのかと思って、私も話しかけずにいた。



でも、さすがに海帆のことが心配になり、そっと海帆のそばに行った。

「美穂おはよ~♪」


……………。


返事が返ってこない。
海帆は一点を見つめてじっとしている。


「海帆~何かあったの?」

今度は軽く肩を叩きながら話しかけてみた。


「ふぇ?……あっ椛…おはよ。どうかした?」

海帆は私の声なんて全く聞こえてなかったみたい。


「はあ…。どうかした?って、うちが聞いたんだよ~」

「えっ…そうなの?ごめん。………でも何でもないから大丈夫だよ~♪」


海帆は嘘をついた。
何もない訳ない…

でも今は待とう。海帆が話してくれるまで…
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