色×iro~素顔のままで~
そうすると、この間感じた苦手感は、どこかへすっ飛んで行ってしまった。

その上に、

「これ、連から預かったんだ」

と、差し出されたのが、ミストラルのチケットだったりしたもので。

一気にカイトの株は上がってしまった。

もうすっかりオトモダチ、な気分。

「色々情報与えちゃうと、連に怒られるんだけど、実はオレ、ミストラルの、結成当時からのファンなんだ」

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