色×iro~素顔のままで~
「母上が出かけてて、お昼ご飯はどこかで食べて来いって言われてるんだけど。一緒にどう?」
「いやだ」
言って振り返る。
即答で否定かよ
ちょっと頭に来ながらも、
「チケット、いつももらってばかりだし、お礼に何かおごらせてよ」
言ってみる。
でも、連は心ここにあらずな感じで、目も泳いでいて
「気にするな、今度から、買わせるから」
「連、冷たい」
「人聞きの悪いこと言わないでくれ。ここ、目一杯近所じゃないか。こんな、誰に見られてるかわからない所で引き止めないでくれ」
そういうこと、気にする人だったのか。
連はイライラそわそわしている。
「わかった。とりあえず、そこのコンビニで待ってて。後で行く。それでいい?」
「うん」
連はあたしの返事を確認すると、自分の家に入って行ってしまった。
「いやだ」
言って振り返る。
即答で否定かよ
ちょっと頭に来ながらも、
「チケット、いつももらってばかりだし、お礼に何かおごらせてよ」
言ってみる。
でも、連は心ここにあらずな感じで、目も泳いでいて
「気にするな、今度から、買わせるから」
「連、冷たい」
「人聞きの悪いこと言わないでくれ。ここ、目一杯近所じゃないか。こんな、誰に見られてるかわからない所で引き止めないでくれ」
そういうこと、気にする人だったのか。
連はイライラそわそわしている。
「わかった。とりあえず、そこのコンビニで待ってて。後で行く。それでいい?」
「うん」
連はあたしの返事を確認すると、自分の家に入って行ってしまった。