色×iro~素顔のままで~
あたしは、ドキッとした。
だって、それって、かなり、精神的にヤバい発言だ。
一緒に現実逃避してくれ。
なんて。
普段、結構冷静なヒトだから、なおさらだ。
相当に病んでるよ。
「ねえ、連。
連がそれでいいならいいけど、そこまで辛いんなら、
一回ちゃんとお姉ちゃんにフラれて来たほうが良くない?」
「それで、レイカさんと顔を合わせる度に、一生悔やめって言うんだな」
ニラまれる。
はい...ごめんなさい。
「わかった。逃げようね」
「逃げるって」
連は困った顔になる。
あたしも言葉の選び方を間違えてる。
...というよりは、正確すぎたんだと思うけど。
「どこに行く?いっそ、日帰り出来るギリギリの遠さのとこに挑戦してみる?
それか、遠くまで、普通列車の旅とか」
「オレ、すごい迷惑なやつだな」
「あたしは楽しいから大丈夫。でもね、他の子はダメだよ。連にそんなお誘いされたら、
絶対浮かれちゃうから」
「...迷惑なだけだと思う」
「迷惑だなんて思わないよ。連に誘ってもらいたい子なんか、いっぱいいいるんだからね。
そう思ってない子だって、一瞬で連に惚れちゃうわ」
「どっちにしても、わざわざ女の子なんかに頼まないけどね」
「ちょっと待て、あたしは女じゃないとでも?」
だって、それって、かなり、精神的にヤバい発言だ。
一緒に現実逃避してくれ。
なんて。
普段、結構冷静なヒトだから、なおさらだ。
相当に病んでるよ。
「ねえ、連。
連がそれでいいならいいけど、そこまで辛いんなら、
一回ちゃんとお姉ちゃんにフラれて来たほうが良くない?」
「それで、レイカさんと顔を合わせる度に、一生悔やめって言うんだな」
ニラまれる。
はい...ごめんなさい。
「わかった。逃げようね」
「逃げるって」
連は困った顔になる。
あたしも言葉の選び方を間違えてる。
...というよりは、正確すぎたんだと思うけど。
「どこに行く?いっそ、日帰り出来るギリギリの遠さのとこに挑戦してみる?
それか、遠くまで、普通列車の旅とか」
「オレ、すごい迷惑なやつだな」
「あたしは楽しいから大丈夫。でもね、他の子はダメだよ。連にそんなお誘いされたら、
絶対浮かれちゃうから」
「...迷惑なだけだと思う」
「迷惑だなんて思わないよ。連に誘ってもらいたい子なんか、いっぱいいいるんだからね。
そう思ってない子だって、一瞬で連に惚れちゃうわ」
「どっちにしても、わざわざ女の子なんかに頼まないけどね」
「ちょっと待て、あたしは女じゃないとでも?」