色×iro~素顔のままで~
うわ。
もう、言葉が出ない。
その代わり、心臓が出そうだ。
超、間近にいるイッセーさん。
そばで見ると、いっそう可愛くて、かっこよくて。
しかも、存在感のあるキラキラしたオーラを身にまとっていて。
なんだか、まぶしすぎて、苦しくなる。
いや、これは、一気にドキドキしすぎて酸欠状態になったのかも。
それか、逆に過呼吸なのか。
イッセーは、突進して行ったあたしを止めるために、両手であたしの両肩を受け止めた。
その姿勢のまま。