色×iro~素顔のままで~
コスモスの呼気
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珍しく、遅刻とは無縁の早さで家を出た。
連に出くわさないために。
なのに、
目を疑う。
道の前を、連がゆっくりと歩いていた。
どう、しよう。
昨日が過ぎれば、この感じは消えていてくれるんじゃないかと思っていた。
なのに、はかなく消え去ったのは、その期待の方だったようだ。
連の後ろ姿。
それを見つけただけで、平常心を失っている自分がいる。
どうしよう・・・
足が止まった。
珍しく、遅刻とは無縁の早さで家を出た。
連に出くわさないために。
なのに、
目を疑う。
道の前を、連がゆっくりと歩いていた。
どう、しよう。
昨日が過ぎれば、この感じは消えていてくれるんじゃないかと思っていた。
なのに、はかなく消え去ったのは、その期待の方だったようだ。
連の後ろ姿。
それを見つけただけで、平常心を失っている自分がいる。
どうしよう・・・
足が止まった。