純粋恋愛ーpuer loveー
私は顔を真っ赤にさせながら自分の気持ちを言葉にした・・・
ガバッ・・・
尾川は私の体をその大きな体で包んだ。
「ごめん・・・でも、本当のこと・・・聞いてほしい・・・」
「う・・・・」
「俺は、確かにゲームでお前を好きになろうとした・・・」
尾川は声のトーンをおとした。
「でも、お前の顔見ると・・・俺・・・・・」
「・・・え・・・・・・・・」
なんだろうなんだろうなんだろう
私は混乱した。
尾川は私をもっと混乱させる言葉を発した。
「本当に好きになりそうで・・・・・・」
「なんで?なんでそんなこというの?私は・・・・お前をっ・・」
う・・・・涙をこらえた。