純粋恋愛ーpuer loveー
~暴走~
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ピピピピ・・・ピピピピ・・・・ピピピピピ・・(ダンッ
私は目覚まし時計を止めた。
「ん・・・・っしょ・・・と」
目覚まし時計の指している数字を私は疑った。
「えええっ!?」
昨日は尾川のことについて考えていて、遅くに寝たから・・・8時じゃんか・・・
顔を洗って顔を上げたと同時に、自分の顔をまじまじと見た。
「う・・・わ・・・・・・。」
目が赤くなっていた。
久しぶりの夜更かし・・・なんてするんじゃなかった。
慣れてないものはやっちゃダメだなと思った。
「――――・・・・い」
窓から声が聞こえる。
私は窓を覗きに行くのをやめた。
・・・だって
「尾川・・・・・・。」