ワンルーム


木田さんが出て行って5分もしないうちにシェフらしき人が入って来た。


「アユ様」


ちょっと、怯えてるように見えた。



「楽にしてよ」

「あ、いえ…」


優しそうな女の人だった。



「いくつ?」

何か若い。


「32になります」

へぇ、見た目によらず。
見た目25、26くらいなのに。



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