いろおに。

....まあ死んだっていいか。

それも人生。

思う存分俺を蹴り飛ばし男は立ち去った。

流石にまずいと思ったらしい。

立ち去る男の顔は優越感に満ち溢れていた。





降りしきる雨の中だんだん意識が薄れてきた。

俺の最期はこんなくだらないものなんだな。

迫る死に恐怖など無い。

目を閉じてようとしたとき。



俺は光る人を見た。
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