いろおに。

俺は少女の紅い瞳に自分を映し再び言った。

『....助けろ、少女







俺を助けろ』

優等生の仮面で塗り固めた嘘の自分。
それを投げ出して本当の自分の言葉で言っていたこと。





そんな自分で自分にまた驚く。
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