[短編]桜華
それから40分ぐらいたったかな。
私が泣きやむまでだまってまっていてくれた。
「で?どうしたの?」
沈黙を破った有弥。
「有弥のこと好き…でも、別れるって言ったから」
「うん。」
「高校は違ってもいいから、また有弥と付きあいたい。」
「うん。」
「有弥のこと好きだから忘れられない。」
「俺も。」
「えっ!」
「会える時間が少なくなると咲羅が悲しむと思って別れた。」
「そうなの?」
「だから、咲羅が大丈夫ならやり直したい。」
「グスン…」
「もぅ、泣くなって」
私が泣きやむまでだまってまっていてくれた。
「で?どうしたの?」
沈黙を破った有弥。
「有弥のこと好き…でも、別れるって言ったから」
「うん。」
「高校は違ってもいいから、また有弥と付きあいたい。」
「うん。」
「有弥のこと好きだから忘れられない。」
「俺も。」
「えっ!」
「会える時間が少なくなると咲羅が悲しむと思って別れた。」
「そうなの?」
「だから、咲羅が大丈夫ならやり直したい。」
「グスン…」
「もぅ、泣くなって」